ホームページ制作費用の相場は、だいたい15万〜30万円くらいからです。
場合によっては70万〜80万円くらいすることもあります。もちろんテンプレートを使って手早くホームページ制作する制作業者であれば3万〜10万円程度で済むこともあります。
それでは、フリーランスとホームページ制作会社、どちらに依頼するのが良いのか?どちらがコストパフォーマンスが高いのか?
そもそも、フリーランスに依頼することに不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、私が感じるメリット、デメリットをお話したいと思います。
フリーランスに依頼するメリット
費用、納期などの要望に対し柔軟に対応できる!
フリーランスは、決定権をもつ社長であり、制作デザイナーでもある為、納期や料金などについて依頼者の要望に応じた柔軟な対応ができます。
低価格でありながら高品質!
制作会社の場合は、当然ながら社員に支払う給料の他にも経営維持していくための経費がいろいろとかかります。また、この業界の傾向として、慢性的な人員不足があり制作会社が制作を外部委託することも珍しくありません。そうすると、当然ながら制作料金に影響します。これが、制作会社の料金が高い理由のひとつです。
また、その外部委託先がJuita Web Designのようなフリーランスであることが多くあります。フリーランスは、制作会社が下請けに出すほどの高品質であり、低価格であるといえます。
幅広い知識で総合的な判断ができる!
フリーランスの多くは、経営も営業も制作も全てのことを一人でこなすため幅広い知識、スキルが必要となります。訪客時に専門外(ホームページ以外)のことを相談されたり、聞かれることも多いです。仲良くなれば、ちょっとした裏話なども教えてもらえるかもしれません(笑)
また、ホームページに関することでも、デザインだけ、サーバーだけといった専門的な情報や知識だけでなく、常に広範囲でアンテナを張り、自らの情報更新やスキルアップの努力をしているので、マーケティングからアクセス状況を絡めた運用、デザイン、システム、ネットワークまで、総合的にアドバイスをすることができます。
フリーランスへ依頼するデメリット
代わりがいない!
制作会社はデザイナーが複数人いるので、デザイナーひとりが突発的に休んだとしても代わりに対応できるデザイナーがいます。しかし、フリーランスは代わりがいないので、最悪なコンディションで制作をする、制作を中断するなど悪い影響が出てしまいます。最高のパフォーマンスは最高のコンディションでなければできませんので、私は体調管理に一番気を使います。
スキルアップ環境は誰も作ってくれない!
制作会社は、人材育成に力をいれていたり、社内の先輩デザイナーから学ぶことが出来たりと、スキルを磨く環境が整っています。しかし、フリーランスの場合は自分でスキルを磨く、学ぶ意識と努力がなければ、スキルアップはできません。どんどん持っている知識や情報は古く使い物にならなくなり、当然ながらそんなデザイナーが制作したサイトは誰も見向きもしなくなります。
フリーランスのデザイナークオリティについては、公式サイトやSNSなどで事前によく調べておくといいでしょう。
契約書がないこともある!
契約書を取り交わさないフリーランスも多くいます。営業、経理、デザイン制作などすべてをひとりでこなさなければいけないフリーランスにとって、契約書作成は悩みのひとつでもあります。
私の個人的な考えとしては、契約書があったほうが良いです。契約書を取り交わすことで、後々に言った言わないの水掛け論になることを防いだり、あらかじめ責任の所在を明確にしておくことなどで不要なトラブルを防ぐことができるので、デザイナーとクライアント双方にとってよいと考えます。
最後に
制作会社もフリーランスも一つの選択肢
高額になりがちな制作会社に依頼するのも、低価格なフリーランスに依頼するのもどちらも選択肢の一つです。それぞれのメリット、デメリットをよく理解した上で、どういうホームページにしたいのか、予算はどれくらいかなど、考慮し依頼を決めることがホームページを有効に運用していくことに繋がるのではないでしょうか。
ご報告
2015年10月からバリ島へ移住しフリーランスウェブデザイナーとして活動しております。サラリーマンを辞め、ジャカルタからバリ島に引っ越しました。